論文によるまつ毛の理想的な長さとは
まつ毛には理想的な長さがあると論文で発表されました。短くたっていいじゃないか！長ければ長いほど素敵！ではなく、まつ毛の本来の役割は目の保護です。目にホコリが入るのを防ぎ、目を乾燥から守る役割があります。その役割をしっかり果たすためには、目の幅に対して1/3の長さのまつ毛が理想的なようです。これは人間だけではなく、22種類の哺乳類でも同様の結果だったようです。
なぜ１／３の長さなのか
論文を書いた研究チームは水の入った皿を目に見立て、プラスチックのまつ毛で周りを囲いました。小型のファンを使いこの人工の目の上へ風を送り、目から蒸発する水の量と目の表面に付着する微粒子の数を測定しました。この結果、水分の蒸発量も目の表面に付着する微細な汚染物質の数も、まつ毛の長さが目の幅の１/3のときに最も少なかったとのことです。短いまつ毛にも空気の流れを変える効果があることがわかり、長すぎるまつ毛は目の方向へより多くの空気を送り込んでいることがわかった。
地まつげがきっちり生えていることが大事
以上のことより、短すぎるまつ毛の方はマツエクをした方が目にとって良いかもしれません。逆に長すぎるマツエクをして、まつ毛に負担をかけ地まつげが弱ってしまうと、目を守れません。地まつげの状態を気にしながら、１／３の長さになるようにすることも意識してみましょう。
